大きな青梅

今年も梅の季節が来ました。
私の家には残念ながら梅の木ありませんが、近くの親戚に梅の木があり、この季節になると「もぎに来て」連絡が入ります。

せっかくですから採りに行きました。
今年はとても大きな実がなっており、びっくりしました。
梅の品種はわかりませんが、自分の手で木から青梅を採るというのは楽しい感じです。

昨年は梅ジャムを作ってみました。知り合いにもおすそ分けもしました。
今年はさて?どうしましょうか?
梅干しは数年前のものがまだあるので、作るとしたら梅酒かな。

ネットで少し調べてみると「梅の効能」はいくつかあるようです。
梅はあくまでも食品であり、薬ではないですが病気予防の一環としての利用もいいのかもと思いました。

抗菌・抗ウイルス作用・・・夏場のお弁当は痛みやすいから梅干を入れるというのは、昔からの習慣にありますね。

疲労回復・・・梅にはたくさんのクエン酸が含まれていて、クエン酸は疲労の原因の「乳酸」を体の外に排出してくれます。

胃腸を整える・・・酸っぱい梅干を口に入れると唾液がでます。唾液の分泌には食欲を促し、増進させる働きがあります。

血圧の上昇を抑える・・・しょっぱい梅干を食べすぎると良くはないかもしれませんが、梅干にはアンジオテンシンⅡという血圧を上げるホルモンの働きを約90%抑制するらしいですし、梅干しに含まれるカリウムも、血圧の上昇を抑え、動脈硬化や高血圧を予防するはたらきがあります。

骨を丈夫にする・・・骨の材料であるカルシウムは水に溶けにくく吸収率の低い栄養素です。梅に含まれるクエン酸には、カルシウムの吸収を促進する効果があります。現代人は慢性的なカルシウム不足だと言われていますが、普段から梅干を取り入れた食生活をすれば、カルシウム不足が原因で起こる骨粗しょう症の予防が期待できそうです。

血液をサラサラにする・・・本来、人間の身体は弱アルカリ性が健康な状態ですが、身近に酸性食品が溢れている昨今では、気を付けていても人間の体は常に酸性に偏りがち。体が酸性に傾くと血液がドロドロになり様々な慢性疾患にかかりやすくなります。クエン酸たっぷりなので勘違いされやすいですが、梅干しはアルカリ性食品と言われています。梅は酸性に偏った身体を中和し、血液やリンパの流れが改善、免疫力がアップするそうです。

抗酸化作用がある・・・抗酸化作用というのは老化や病気の原因にもなる活性酸素を取り除いてくれる効果で、梅干しに含まれるポリフェノールの一種、梅リグナンやリオニレシノール、また、カテキン酸は抗酸化作用があると言われています。

調べれば調べるほどに梅干しを積極的に取り入れたくなります。
良い効能も多くあるようですので、この梅の季節をきっかけに生活習慣を見直してみませんか?